羽鳥湖高原と自転車

昨日のカナンさんのブログに、北京の自転車事情の記事が載っていて、面白く読ませていただきました。私が学生の頃の1960’後半、中国では文化大革命が進行中で、連日、特に朝日新聞あたりが中国共産党大本営発表をそのまま連日記事にしておりました。その後、毛沢東が死去した1976年以降、訒小平復活&体制確立で経済回復に向かい出した当時の北京市内を撮った雑誌かなにかの報道写真の1枚を見て、私は、蟻ん子のように大通りを埋め尽くす人と自転車の数をみて、これが人民パワーかと圧倒されたものです。カナンさんの記事によると、北京市の自転車はかつて1000万台を超え、「自転車王国」の異名をとったとありますが、そうでしょう、そうでしょう、中国と言えば自転車のイメージで、その頃の日本は、田中内閣が日中共同声明により国交を正常化したことで、マスコミの中国関連記事が多くなり、中国と言えば自転車というのが大方の日本人の印象だったと思います。ところが現在の北京は大渋滞と汚染された空気。北京当局は自転車復活を目論んでいるようですが、上手くことを願うばかりです。ところで羽鳥湖高原ですが、この地は起伏に富んでいますので、私みたいな老齢の方には電動アシスト自転車がお勧めですよ。2008年に道路交通法施行規則が改正され、モーター出力をこれまでの2倍の強さまで高めることが認められたので、坂道発進もOK,キツイ村道も立ちこぎをせず、腰を落としたまま坂を上りきれますよ。ところで、中国製の電動アシスト自転車ってあるのかしら、と思って調べてみたら、やっぱりありました。しかし、スピードが時速20キロ以上でるので自転車としては輸入できず、おもちゃとして輸入しているようです。したがって、公道も走れないとか。バッテリーもフル充電に7時間だとか・・・。
安全走行には、やはり日本製かな。