渡辺喜美に期待したが失望させられた   

天木直人ブログ

どうやら民主党政権は終わったようだ。
来年は政局が動く。
その時みんなの党はどのような位置を占めるのだろうか。
私は「もう一つの日本」を立ち上げようした時、渡辺喜美の政治力
に期待した。
私の住んでいる那須塩原市渡辺喜美の地元であり、有権者の一人と
いう特権を使って彼に面会を求め、私の思いを伝えた。
私の面会要請にあっさりと応えてくれた渡辺喜美は、その時地方分権
の重要性を唱え、脱原発を唱えて、私に期待を抱かせた。
これに応じて私は、今こそチャンスだ、那須野が原から再生エネルギーを
柱にした共生地域社会を目指す時だと訴えた。
彼は驚くほど素直にそれに賛同し、6月には地元で記者会見を開いて
それをぶち上げた。
しかしその後が続かなかった。
いまではすっかり地元の事を忘れ、橋下人気にあやかって来年の総選挙
での躍進ばかりを口にしている。
愚かだ。
橋下を超えなければならない。
地元の那須塩原の住民の先頭にたって日本の再生は那須野が原
から起こすという発想がなぜ出てこないのか。
いまからでも遅くない。
渡辺喜美よ。
那須塩原に戻って那須野が原から「もうひとつの日本」を立ち上げる
と宣言してみろ。
それが成功すればおのずと運命を切り開くことができる。
橋下をしのぐ国民的政治家になれる。
それが分からないようでは政治家としての器量はないということだ・・・