消費税増税に狂う野田政権が残した唯一の功績

天木直人ブログ

消費税増税を強行する野田民主党政権を今でも支持する国民
などいるとすれば、それは野田政権の回し者か、金に困らない
富裕者か、何もわからないお目出度い奴だ。
そう思わせるほど野田民主党政権はいまや一般国民の敵だ。
しかしそんな野田政権にも一つだけ功績がある。
それは消費税増税を強行するあまり、その前に自ら身を切る必要
があると国民に約束したことだ。
今度こそ公約である。
そしてその公約を毎日聞かされる国民が、今度こそごまかされない
ようにと、野田民主党政権の経費削減の中身に関心を持つように
なった。
国民の関心が深まるにつれ、メディアも次々とそのことをニュース
で取り上げるようになった。
その一つが国会議員に対する恵まれすぎる手当がある。
知れば知るほど国会議員の手当の無駄が白日の下にさらされるよう
になった。
こんなことはこれまで国民は知らなかった。
知れば知るほど国会議員は不当な手当を受け取っていたとわかる。
なんだかんだで一人年間1億円だ。
そのなかでも即刻廃止しなければならないのが月額100万円の
文書通信交通滞在費である。
何が問題かといえば、これが領収書の要らない手当であることだ。
証拠が残らないから何でも使える。給与と同じだ。
しかも交通費などは国会議員はJRグリーン車、航空券など無料
だから二重取りだ。
そしてこれが最大の問題点だが、非課税なのである。
税金に苦しめられている国民にとってこれほど腹立たしいものはない。
この廃止なくして消費税増税を行うとしたら、それだけで野田政権は
終わりだ・・・