小沢という神輿をかついで市民革命を起こす国民運動を提唱する

天木直人

報じられるところの小沢判決を少しでも注意して読むと
この判決は極めて悪質なことがわかる。
最高裁は検察にその責任の矛先を向けて批判が自らに向かう
事を避ける一方で、小沢疑惑をわざと残して政治家やメディアに
小沢叩きを続けさせるように仕向けたのである。
それが判決に隠された最高裁の謀略であり国家の意思である。
小沢裁判の過程で明らかにされた国家ぐるみの小沢弾圧であった。
それは、とりもなおさず政権交代で芽生えたこの国の「民主革命」
つぶしである。
その悪行が市民の調査と追及で明るみになった。
その背後にあるのが最高裁事務総局という司法官僚たちで
あることが明らかになった。
小沢無罪で終わらせてはいけない。
小沢裁判で扉が開かれようとした民主革命の千載一遇のチャンスを
失ってはいけない。
闘いはこれからだ。
民衆が闘う相手は戦後66年続いたこの国の支配体制(自公民の政治家、
官僚、財界、メディア、そしてその後ろにある米国)である。
小沢を担いで市民革命の手を緩めてはいけない。
市民がフィーバーを起こすのは橋下ではなく小沢なのだ。
小沢の下に大衆が力を合わせて決起するのはこれからである・・・