一番茶から新基準値超 セシウム 成田産の出荷制限継続

東京新聞

県は十八日、成田市産の一番茶から、飲用茶の新基準値(一キログラム当たり一〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。成田市のお茶は昨年六月からの出荷制限が継続される。
 県安全農業推進課によると、五市町の一番茶を採取。成田市産の一部から、一三〜一四ベクレルを検出した。勝浦、八街、多古、芝山の四市町は基準値以下。多古、芝山両町は出荷が可能となり、出荷制限地域の勝浦、八街両市は制限の解除を国に申請する。 (小川直人)