目に余るNHKの 情報操作による世論誘導 〜放射線量報道(福島市)〜

青山貞一

●NHKは情報操作による世論誘導をやめよ!

 原発事故を巡り、科学の在り方、報道の仕方が厳しく問われている。小中高等学校の教育にどう放射能放射線放射性物質などを組み入れるかも問われている。そんな中にあって、NHKの報道は情報操作による世論誘導そのものであり、何ら県民、市町村民のためにもなっていないだろう。

 そして、実態からかけ離れた低い値を連日連夜、視聴者に情報提供することにより、多くの人々の積算被曝線量を増やすことをNHKは知るべきである!

 ではどうすべきか?

 私見だが、NHKの定時ニュースの場合、たとえば各市町村の放射線量データの①最低限、②最高値、③平均値の3つをグラフなどで示すべきである。さらにデジタル放送の特徴を生かして、文字多重などで詳細を示すべきであろう!

 従来の方法では、福島県民が情報操作され、今までそして今後とも被曝量を増やすことが大いに懸念される! NHKはその責任をとれるのであろうか?