こいつらだけは許せない 菅、辻元、福山の風見鶏政治家そろい踏み

天木直人

8月1日の最初にこのようなことを私のブログに書くことは不本意であるが、
あまりにも腹立たしいので書かざるを得ない。
首相官邸をとりまく原発再稼働反対の市民団体と超党派の国会議員が
意見交換が国会内で開かれたという。
その顔ぶれを見て苦笑を禁じえなかった。
菅直人の両横に福山哲郎辻元清美がそろい踏みしている。
小沢一郎を追放して民主党政権を崩壊させた戦犯の一人と、その民主党
政権の代弁者と追随者のそろい踏みだ。
民主党が消えてなくなるとともに行き場のない無節操な政治家たちだ。
それらが生き残りをかけて脱原発の国民運動を利用しようとしている。
あさましい限りだ。
私はこれら三人と多少なりとも接触があるからそれが言える。
菅直人にはかつて私を選挙に誘いながら逃げた男だ。
辻元とは護憲集会で同志のような顔をされてて見事に裏切られた。
福山とは彼がまだ駆け出しの時、後援者の集まりで顔を合わせ仲だ。
こう見えても私は京都で育った福山の地元出身者である。
彼らが一度でも本気で国民たちのために脱原発で動いたことがあったか。
一度たりとも信念を貫いたことがあったか。
口先だけの政治家の典型だ。
辻元に至っては先週の田原総一郎朝まで生テレビの討論会で、私こそ
護憲政治家の代表だと、誰もそう思っていないのに自分から宣伝していた。
笑止だ。
このような政治家たちがこの混迷する政局の中で生き残りのために
うごめいている。
あさましい限りだ。
そんな連中と意見交換したいと考える市民団体とは何者か。
こんなバカげたパフォーマンスをニュースにとりあげるメディアは何者か。
私が批判する政治家は数多いが、その中でも最も腹立たしい連中である。

                           了