次は東電解体を求める官邸包囲デモの番だ

天木直人

きょう8月19日の朝日新聞が一面トップで大スクープを掲載した。
電力料金の値上げを強行した東電が、いまでも青森県六ヶ所村
約2億7千万円の寄付を行なっていたというのだ。
これを知って国民は激怒しなければウソだ。
枝野経済産業大臣は決して東電の値上げを認めてはならなかった
のに、東電を潰さないために、そして政府の財政負担を避けるために、
大幅な値上げを認めた。
その裏で2億7千万円もの原発受け入れ経費のばら撒きを許して
いたのだ。
その負担は消費者である国民に強制的に転嫁されることになる。
朝日のスクープ記事で明らかになったことはなにか
それは、福島原発事故が起きた今も、政府と東電はグルになって
昔のままの原発行政から抜け出せないまま、その事実を隠蔽しようと
していることだ。
今こそ国民は東電とその東電の電力値上げを許した枝野経済産業
大臣に怒りをぶつけなければウソだ。
原発再稼動反対の次は電力料金値上げ反対のデモだ。
東電解体を求めて官邸を包囲しなくてはならない・・・