スキー場

グランディ羽鳥湖スキー場は、前身が鎌房興業という昔流行った第三セクターの会社だったようです。スキー場のあるお山が鎌房山なので鎌房興業にしたのかも知れません。天栄村、平和観光開発、東京建物、太平洋クラブ神田外語学院も出資しています。その後バブル経済もはじけ、世のスキーブームもすっかり冷めた結果、経営難になり、2004年4月、東京地裁に自己破産を申し立てて(負債総額は約24億円)、その年の9月頃にリゾートトラスト(東証一部上場)に経営譲渡(落札金額は1億円)して今日に至ったようです。このころは、例えば、八幡平リゾートスキー場では親会社のJR東日本が撤退したり、福島県内のスキー場だけでもアルツ磐梯スキー場が民事再生法、磐梯国際スキー場も民事再生法、箕輪スキー場も民事再生法、猫魔スキー場は特別清算開始申立と一気にブリザードが襲ってきて見通しがきかなくなった時代なんですよね。しかし、私が思うに、今の世界経済の混乱を考えると、視界がすべて真っ白になるホワイトアウトと呼ばれる状態になる可能性だってあります。羽鳥湖高原にはスキー場が絶対必要だ、マネージャー、頑張れ!