羽鳥湖ダムと犬肉

昨晩、株式会社カナンのブログを読んでいたら、韓国の「犬肉博士」のことが書かれていましたが、この記事のとおりのようですよ。というのは、家の主人は、海外出張が長かったので、たまに帰ってくると、よくこの犬肉の話を私にしてくれました。この記事の中国、ベトナム、フィリピン、ハワイはいまでも犬肉を食しているのは間違いないようです。日本でも、身近では、ここ羽鳥湖ダムの工事中は、作業員の皆様が野良犬を捕まえて食べていたようですよ。日中戦争時にも、日本兵の食量班は中国の赤犬を捕獲していたようです。東京の三河島あたりでは「ケンちゃん汁」と注文すると犬肉スープが出てくるお店もあるようです。日本のイルカ漁を題材にした映画「ザ・コーブ」だとか、捕鯨反対グループ活動家「シーシェパード」とかニュースになりますが、民族には各民族の特有の食文化がありますから、それを全面否定するのはいかがなものかと思っています。オーストラリアでは、野生のカンガルーが年間300万頭虐殺されているし、牛や羊を常食しているわけですから、辻褄があいませんよね。やはり、アングロサクソンの排他的な価値基準とか伝統的な白豪主義がチラつきますね。
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    わたしが両手をひろげても、
    お空はちっともとべないが、
    とべる小鳥はわたしのように、
    地面(じべた)をはやくは走れない。

    わたしがからだをゆすっても、
    きれいな音はでないけど、
    あの鳴るすずはわたしのように
    たくさんのうたは知らないよ。

    すずと、小鳥と、それからわたし、
    みんなちがって、みんないい。

    
    金子みすず 『わたしと小鳥とすずと』