代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相

那須塩原市に在住の元レバノン大使天木直人さんのブログから記事を転載します。

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私の書くことは常に正しいからそう思って読んでいただきたい。

 今度の民主党代表選挙では大手メディアが一致して小沢一郎の総理誕生を阻止しようとしている事が誰の目にも明らかになった。

 その偏向振りにはあきれ返るほかはないが、ついに9月7日の産経新聞菅直人夫人の寄稿をデカデカと掲載し、自分の亭主を総理にしてくれと言わせている。

 こんな寄稿を臆面もなく新聞紙上に書く方も書く方だが、その事はここでは問わない。

 私が言いたいのはなぜ産経新聞はここまで菅直人を応援するのかである。

 それは勿論小沢に勝たせたくないからだ。

 しかし産経は決して菅直人の政治スタンスを支持しているわけではない。

 それどころか菅の後ろにいて影響力を行使している仙谷ともども、「市民派あがりや左翼崩れに何が出来る」とののしっているほどだ。

 この事は何を意味するのか。

 まず小沢をたたき、倒す。

 そしてそのあと菅、仙谷を叩いて、対米従属派の岡田や前原、野田、玄葉などの民主党にしてしまうということだ。

 ただでさえ傀儡の菅直人だ。もし代表選に勝って総理にしがみつきたいと菅直人
考えるのなら、今以上に対米従属派の傀儡になって突っ走るしか他にない。

 この事こそ米国の手先に成り下がった大手メディアが目論んでいる事に違いない。

 好き嫌いを超えて国民は小沢一郎に勝たせるほかはない。

                                  了