放射能汚染された土壌と米

社団法人 日本土壌肥料学会のサイトに「放射線セシウムに関する一般むけのQ&Aによる解説」というのがあり、家庭菜園が趣味でもある私としては、放射能汚染に無関心ではいられないので、注意深くよんでみました。


Q10. 基準値を超える量のセシウム137を吸収した作物や、稲わらなどの玄米以外の部分はどのように管理したらいいのでしょうか?
A10. 家畜の餌、堆肥化、鋤込み、焼却等の処理は、再びセシウム137が食物連鎖を通じて畜産品に移行したり、農地に還元される可能性がありますので、望ましくありません。

 例えば、イネの場合、白米とそれ以外のセシウム137の存在比率は7 : 93との報告があります。このため、白米にセシウムが少ない場合でも、それ以外の稲わらなどの処理方法への対策が急がれています。

 なお、農林水産省が3月25日付けで「放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法について(Q&A)」を公開しています(URL:http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_haiki.html

農林水産省の「放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法について(Q&A)」を開いてみたら、「放射性物質が検出された原乳(生乳)の廃棄方法について」というページが出てきたので、リンクを間違えたなと思い、あらためて「放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法につ(Q&A)」
というページを探しました。

要するに、汚染された牛乳も野菜も自己所有地内の一箇所に集めて散布ないし保管しろということで、放射能汚染対策の技術的な事は書いてありませんね。

あと2ヶ月後、稲の刈り取り後に出てくる膨大な量の稲わらを、今後、どのように処理するんでしょうかね。今のところ、為す術がないって感じですね。

ネットで面白い画像を見つけたので、アップします。それにしても、玄米食中心の私としては、今まで美味しくいただいていた天栄村のお米は回避するしかありませんね。 放射能汚染の少ない北海道か秋田か中国・四国あたりの米を探さなければならなくなってしまいました。悲しいですね。