いわき市産ユズから基準値超えセシウム 出荷前に調査

北海道新聞

 福島県は7日、いわき市で栽培されていたユズ1個から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える930ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、出荷前に調査され、市場には流通していない。県はいわき市に出荷自粛を要請した。

 県内では昨年8月に福島市南相馬市、12月に伊達市桑折町が産地のユズから基準値を超えるセシウムが検出された。4市町には引き続き出荷自粛を要請している。