小沢裁判にはしゃぐメディアとそれに騙される国民

天木直人ブログ

きょう(1月10日)と明日にわたって小沢一郎の被告人質問が行なわれる。
小沢裁判のクライマックスだとメディアは掻き立てる。
それを真に受けるような国民はみずからの御目出度さを恥じるべきだ。
そんなことだからいつまでたっても権力者に騙されて泣きを見るのだ。
考えてみるがいい。
そのそも検察が二度にわたって立件は無理だと判断した小沢問題だ。
それが強制起訴になったのは、正体不明の素人国民からなる検察審査会
なるものが起訴しないのはおかしいと判断したからだ。
ところが小沢裁判の過程で検察審査会の連中は田代何某という
検事の捏造捜査報告書に惑わされて強制起訴に誘導された事が
昨年暮れの公判ですでに判明している。
メディアもそれを認めて書きたてた。
その時点で強制起訴は成り立たなくなっている。
裁判の継続は無意味になっているのだ。
それにもかかわらずまだ裁判が続けらている。
こんな馬鹿げた税金の無駄遣いがあるのか。
メディアはいい加減にしないと相手にされなくなるぞ。
そんなメディアに踊らされている国民は自らの馬鹿さ加減を恥ずべきだ。
今の日本にはもっと追及すべき権力者の悪が山積みになっている。
                                           
                                            了