3・11以降の政府の最大のウソは放射線量の危険性に違いない

天木直人

政府が繰り返す嘘の中でも3・11以降の最悪の嘘は福島原発事故
実態と放射線量の被曝危険性に関する嘘だろう。
ガイガーカウンターを読者から寄贈されて、その数値をみずから測定して
はじめてその異常さに気づいた。
これまで頭ではわかっていたつもりの嘘が、その日を境に何もかも
違って受け止められるようになった。
わが家の雨樋の下の地面の数値が毎時5・8−5・9マイクロシーベルト
という数値を示した。
この一年間政府は、自治体は、放射線量の危険性を正しく国民に
語って来たか。
被爆地住民の救済策を本気で講じて来たか。
放射線被曝の問題はいずれこの国の大問題として表面化してくるに
違いない。
消費税増税どころの話ではなくなるだろう。
この国の政治家でまっさきに放射線量の問題に本気で取り組む政治家
は橋下か小沢か。
先に言い出す者がこの国の政治を制することになる・・・