効果薄除染400兆or住民避難23兆

南相馬市議会議員大山こういち

ありすのお部屋さんから転載・抜粋
http://lnnl.blog81.fc2.com/blog-date-20120327.html

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松本市長の菅谷 昭氏によると

http://www.fng-net.co.jp/itv/2012/120312.html

「今回の事故で放出された放射性物質

チェノブイル事故の時の10分の1〜2程度と言われていたが、

この図を見ると、むしろ福島の方が汚染度合いは高い。

事故当初に米国が80Km圏内を

避難区域としたのも当たっていたと言える。

私は、この図で青色に塗られた地域に関しては、

せめて子どもたちだけでも避難させたほうが良いと思う」


チェルノブイリの高汚染地域では

25年経っても住めないことが分かっている。

更に農業を復活させようと思っても、

農地の表土を20cm削れば肥沃度は落ちてしまい、

農作物は育たない」

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「ついに大手メディアの人が沈黙を破り爆弾発言! 1 木下黄太さん」

 このように語られています。

「除染ができるのか

官邸の中であらかたの数字を出したのが

福島の除染の政府試算が400兆……。」


菅谷氏によると

福島県は土地の7割が山林であり、

その山を完全に除染するためには木を根こそぎ切り落とし、

岩肌がすべて見えるほど徹底して行う必要がある。

そんなことは無理だろう」



そして木下氏はこうも語ってます。

「福島の子どもたちを避難させない方がおかしくて、

何回も何回も官邸の中で何プランも上がっているんです。

それをやらないんです。

で、やった方が経費がかからない、除染するよりも。

なのにそんな単純な判断も(当時の菅首相は)しないんです。

だから信じられないことばかりなんですよ。

3月から僕の中で起きていることは。

日本の社会がここまで腐ってたのかと」

それから

「移動費用として一家族あたりに4000万円を払ったとしても、

災害復興費用の23兆円には到底届かない。

除染よりも強制移住にお金を使った方が遥かに効果的では…」

という問いに対し菅谷氏は

「つまり、除染は必要ではあるが、

除染とはお金がかかる割りに効果は十分得られないということだ。

中途半端に除染しても元のようには戻らず、

結局、自然に放射性物質が無くなるのを数十年以上かけて待つしかない。

それなのに数年で帰還させるような指示を国のトップが出すということは、

やはり、政府は汚染状況がいかに深刻なのかがわかっていないのだ」




_______ここまで__________

実際のところ 「二者択一」ではないようです。

避難ありき、ではなく
「帰還ありき」ですので

400兆で除染できるか?でもなく

23兆で住民を守る でもないようです。

当初は
住民に「自ら除染しろ」 でした。

途中で
「動かない」と見るや
「除染計画があるから帰還」
「学校再開したから帰還」
と言い出しました。

結局、
目標は「復旧と帰還人口」。

当初から
23兆もかける気はありません。

400兆で国滅び
23兆で国傾く

いずれの方法も取らない。

答えは
「推進ありき」

311以降、
この目標で情報操作やあらゆる対応が決定されるにあたり
意志統一されていたようです。

推進へのダメージを極力下げるため
健康被害もない。
避難はさせない。

「国土を使えなくし 強制移住させ 地方行政をつぶした」
となれば
 それでも原発を再稼働させるのは
いくらなんでも 世界中から「基地外」とみられる。

それがばれたのでは 再稼働がなくなってしまうので
「何とか 早いうちに 大飯を動かしてしまえー。」
「早く、既成事実を作らねば ほんとに全廃になってしまうー。」
・・・と。