野田政権の功績

つぶやきいわぢろう

国民に「やる」と約束したことは全くやらないで
国民に「やらない」と約束したことを政治生命をかけて推し進める。
このどこに道理があるのか、正義があるのか僕は全く理解できません。

消費税増税を掲げて戦った2010年の参議院選挙で民主党は大惨敗しています。ということは消費税増税はこの時点で明確に否定されたのではないですか?そしてその時の責任者(幹事長)が今も大臣をやっているという摩訶不思議。

国民の生活が第一」どころか「国民の生活を破壊」していく野田政権。消費税増税だけではありません。子ども手当は廃止された上に扶養控除もなくなりました。子育て世代は「社会で子どもを育てる」という理念に共鳴して民主党に投票したのに、いつの間にか「個人の責任で子どもを育てる」となり、負担ばかりが増えました。

その一方で、八ツ場ダムは工事再開、公務員の天下りは温存、議員特権は温存、定数削減は見送り、さらに原発再稼働…。

全く国民の方を向いていません。国民の顔色は全くうかがわず、ただただ官僚の顔色をうかがっているように見えます。なぜ、これで政権運営ができるのでしょうか。それは図らずも日本の権力構造の実態を明らかにしてくれました。つまり国民の方を向かなくても官僚の顔色をうかがっていれば政権運営ができるということです。

かつて鳩山政権というものがありました。この政権は最初、少なくとも国民の顔色をうかがっていたようにみえました。ところがあっという間に政権が崩壊します。それは官僚の顔色をうかがっていなかったからではないかと僕は推測します。

この野田政権というのは、最初から徹頭徹尾、国民を気にしていません。国民に納得いく説明をするなんて気はさらさらありません。官僚の方しか向いていないと感じます。
つまり日本は官僚の顔色さえうかがっていれば政権運営ができるのです。