原発24基「すぐ廃炉に」 超党派議員、敦賀や浜岡

朝日新聞

原発に依存しない社会をめざす超党派議員でつくる「原発ゼロの会」は28日、直下に活断層が通っている疑いがある日本原子力発電敦賀原発1、2号機(福井県敦賀市)など計24基をただちに廃炉とするよう求めた。全国に50基ある原発の危険度ランキングも、併せて正式に発表した。
即時廃炉を求めたのは、東日本大震災中越沖地震で被災した福島、新潟両県内の原発が中心。東京電力が収支改善をめざす事業計画で再稼働の方針を盛り込んだ柏崎刈羽原発新潟県柏崎市刈羽村)や、東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発静岡県御前崎市)も含まれる。
残る26基も、危険度ランキングで上位になった関西電力大飯原発1、2号機(福井県おおい町)から順に廃炉を求めていく。