タバコの大幅値上げ考察

10月1日からタバコが過去最大の値上げ幅になるようですね。「マイルドセブン」が1箱300円から410円に値上げとなるようですから、愛煙家には辛いところだと思います。白河市内のコンビニやスーパーも、買いだめ取り込みキャンペーンをしていますし、この値上げを機会に、喫煙をやめる人を当て込んだ電子タバコや禁煙パッチ、無煙タバコなどの「禁煙商戦」も活発ですね。 アンケートによりますと、10月1日からのタバコ値上げをもって「禁煙する」人が53%だそうですから、喫煙人口は大幅に減るかもしれませんね。 日本たばこ産業(JT)の2010年全国たばこ喫煙率調査でも、男女を合わせた喫煙率は23・9%で、15年連続で減少とありますから、この傾向は今回の値上げが追い打ちをかけて、さらに加速することは間違いないでしょうね。2008年にタスポが導入されると、タスポを使って自販機で購入する手間を避けて、コンビニなどの店頭で購入する客が増え、店頭販売の強みを生かしてたばこ売上が堅調に推移し、タバコのコンビニの売上高に占める割合が2割を超えるようになっているそうです。しかし、コンビニ来客の3割はタバコ購入が目的だそうですから、コンビニ側でも、予想される来客減少に歯止めをかけるような、なんらかの対策が必須になりますね。コンビニのビジネスモデルもジワジワと崩れてきてますね。タスポを使った自販機による販売規制とか、デフレ不況下でのタバコの増税って、何かちぐはぐな感じで、私には官僚利権の匂いがプンプンしてるんですけど、愛煙家の皆さんは総じておとなしいですね。主人は、この際、紙巻タバコは止めてパイプだけにすると言っております。パイプだとパイプに詰める葉の量も適当に調整できるので、紙巻タバコより自由度があるしコストもかからないのでよろしいと言っております。値上げに対する主人のひそかな抵抗かな。 それにしても、主人の辞書には、禁煙という言葉は無いようですね。