公務員

日本では、地方公務員約300万人と国家公務員約100万人合わせて約400万人。日本の総人口は一億2千7百万人。総人口の公務員比率は3.15%。  2010年度の国家予算の一般会計は92兆円。半分が税収で半分が国債発行。92兆円の一般会計予算の内、約30兆円が公務員への給料・賞与・退職金・年金に当てられている。さらに準公務員の特殊法人認可法人独立行政法人公益法人・地方の第三セクターなどの団体職員が100万人。この団体職員の給与は、もう一つの国家予算である「特別会計」から出ている。

昨日、リコールが成立した鹿児島県阿久根市竹原信一市長は、阿久根市の税徴収分が人口約1%の市役所職員に実質80%が使われている事実を公表して市の関わる既得権者と対立したわけで、その辺の経緯は竹原市長のブログ『住民至上主義』をお読み下さい。