3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』発見」

ふくしま集団疎開裁判

昨年12月、疎開裁判の福島地方裁判所郡山支部の判決が、野田総理の欺瞞的な「事故収束宣言」と同日同時刻ころにセットされて出され、その結果、マスコミからニュースを知る人の殆どが疎開裁判の判決を知らなかったように、福島県の県民健康管理調査の検討委員会(座長=山下俊一・福島県医大副学長)は、県内の子どもの甲状腺検査の3回目の結果を、「事故収束宣言」に匹敵し人々の目がそっちに向けられる日として、9月11日を選んで発表しました。

その結果、この日は、21世紀の日本で最大の事件と言われる9.11となりました。なぜなら、今回、発表の4万2千人の子どものうち、6〜10歳の女子の54.1%、11〜15歳の女子の55.3%に「のう胞」が、男女合わせた全体でも43%に「のう胞」が見つかったからです(以下の福島県発表資料)。

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