羽鳥湖高原は熊の生息地域で、以前書いた木地師の板小屋遺跡付近とか村道道木沢線に出没するようです。日本熊森協会という環境団体のサイトには、【《動物+植物=森 クマは豊かな森のシンボルです》 自然界は種々雑多な動植物が生態系のなかで絶妙のバランスを保ちながら共存しています。1種類でも生物がかけると生態系のバランスはたちまち崩れ、森は崩壊に向かいます。野生動物もまた、森の形成に多大な貢献をしています。動物がいなくては、森は森になりません。  クマは日本最大の大型獣であり、自然界のあらゆる恩恵を受けて生きています。つまり、クマの棲める環境を残すということは、他の全ての生物が生息可能な豊かな自然を守ることにほかなりません。】 とあります。人間が自分の都合のいいように自然を保護したり管理したりしようとすることは、自然保護ではなく自然に敵対する行為なんですね。